就職や転職など、新しい職場に応募する場合は、履歴書が必要になります。
履歴書は自分をアピールするための個人情報ですから、細部に至るまできっちりと書き込むことが大切です。履歴書の書き方でよくある問題が、職歴と志望動機の書き方です。どちらも採用する側にとっては、重要な情報となるため丁寧に書きたいものですが、記入の仕方によっては、見づらい場合もあります。どのように書けば、相手に伝わるのかを考えながら書くことが大事です。
職歴は、これまでの職務経歴を指しています。新卒の場合は学歴となるため、これまでの学校経歴を記入することになります。中には、小中学校の経歴は省く場合もあるため、内容を見て臨機応変に対応すると良いでしょう。最終学歴が大学の場合は学部まで書き、卒業の見通しが立ったら卒業見込みと記入します。
転職の場合は、今までの経験をリストアップします。読む側の視点に立って書くと良く、業種を明確にしてPRするように書くと良いでしょう。
志望動機は、なぜ働きたいのかをハッキリと伝えることが大切です。そして、一緒に働きたいと相手に思わせるよう、スキルと実績、長所を踏まえてアピールしましょう。興味を持った点や成し遂げたいことを明確にすると、志望動機も強くなります。
ここで気を付けたいのが、複数の会社に応募する場合、志望動機を使いまわさないことです。どの会社にも当てはまりそうな言葉では、相手にしっかりと伝わらないため、会社のデータや実績を調べて具体性を持たせることが大事です。